東京バベルタワーとは!高さ世界一、10000メートルの謎。 [雑学]
”東京バベルタワー”
あなたはこの建物をご存じですか?
聞いたこともないのは当然です。
実在はしていないのだから。
しかし、我が日本において、地上10000メートルという超々高層ビル建設の構想があった。
もし完成されていれば、その高さは東京スカイツリーはおろか、富士山の2.5倍、あの世界最高峰エベレストすらはるかに凌ぐものになります。
スポンサードリンク
【東京バベルタワー計画概要】
東京バベルタワー計画の概要は以下のようになっていた。
プロジェクト名:東京バベルタワー
提案者:尾崎俊雄(早稲田大学名誉教授)
建設地:東京・山手線内側すべて
建設期間:100年から150年
地上高さ:10000m
居住数:3000万人
建設費用:3000兆円
基低面:110k㎡
総床面積:1700k㎡
鋼材料:10億トン
【主な使用目的】
地下0m:インフラ、エネルギープラント、駐車場、発電機など
0-1000m:住居、商業複合施設
1000-3000m:商業、オフィス、ホテル
3000-6000m:教育、レジャー施設
6000-9000m:工業・実験研究、基地施設
9000-10000m:太陽エネルギーコレクター、宇宙開発センターなど
20年以上前の計画ではあるが21世紀になった今日になっても壮大すぎる。
完成されていたらこんな感じ。
【東京バベルタワーが計画された理由】
デメリットはたくさんあります。
・建設に100年以上かかる ・永久に改修をし続ける必要がある。 ・飛行機が近くを通れない ・10億トンもの鋼材の調達 ・国家予算30年以上の資金が必要
ではなぜ、こんな無謀としかいいようのない東京バベルタワー計画が立てられたのか。
東京バベルタワーは、1992年のブラジル、リオデジャネイロで開催された地球サミットで、当時の早稲田大学理工学部建築学科の尾島俊雄研究室が発表した都市デザインとのこと。
・エネルギー効率がよく地球にやさしい ・関東平野の莫大な土地が解放される
というメリットの元提唱されたという。
提案者の尾島俊雄とはどんな人物なのだろうか。
1937年生まれで現在の早稲田大学名誉教授に就任している人物である。
過去に社団法人都市環境エネルギー協会理事長、財団法人建築保全センター理事長、アジア都市環境学会理事長、を歴任し、現日本景観学会会長でもある、立派な学者の方です。
尾島氏の考え方を読み取るのに以下のインタビューがあります。
「私が提案しているのは首都の移転ではなく、首都機能の分散です。首都が持つ、政治、経済の機能を分散すべきなのです。」
ん??これだけだと、このプロジェクトの意に反しているかもしれません。
しかし、著書に「1000メートルビルを建てる」とう書物があります。
そこではエネルギーを自給し、生活から仕事の場まで内蔵する「都市」として自立する。 超々高層と大深度地下が立ち上げる究極の垂直都市の提案がされています。
東京バベルタワーは単純な高さ目的の建物というよりは、人口を一点に集中させることでの効率性を追求していった結果、このような構想があがったと推測されますね。
スポンサードリンク
あなたはこの建物をご存じですか?
聞いたこともないのは当然です。
実在はしていないのだから。
しかし、我が日本において、地上10000メートルという超々高層ビル建設の構想があった。
もし完成されていれば、その高さは東京スカイツリーはおろか、富士山の2.5倍、あの世界最高峰エベレストすらはるかに凌ぐものになります。
スポンサードリンク
【東京バベルタワー計画概要】
東京バベルタワー計画の概要は以下のようになっていた。
プロジェクト名:東京バベルタワー
提案者:尾崎俊雄(早稲田大学名誉教授)
建設地:東京・山手線内側すべて
建設期間:100年から150年
地上高さ:10000m
居住数:3000万人
建設費用:3000兆円
基低面:110k㎡
総床面積:1700k㎡
鋼材料:10億トン
【主な使用目的】
地下0m:インフラ、エネルギープラント、駐車場、発電機など
0-1000m:住居、商業複合施設
1000-3000m:商業、オフィス、ホテル
3000-6000m:教育、レジャー施設
6000-9000m:工業・実験研究、基地施設
9000-10000m:太陽エネルギーコレクター、宇宙開発センターなど
20年以上前の計画ではあるが21世紀になった今日になっても壮大すぎる。
完成されていたらこんな感じ。
【東京バベルタワーが計画された理由】
デメリットはたくさんあります。
・建設に100年以上かかる ・永久に改修をし続ける必要がある。 ・飛行機が近くを通れない ・10億トンもの鋼材の調達 ・国家予算30年以上の資金が必要
ではなぜ、こんな無謀としかいいようのない東京バベルタワー計画が立てられたのか。
東京バベルタワーは、1992年のブラジル、リオデジャネイロで開催された地球サミットで、当時の早稲田大学理工学部建築学科の尾島俊雄研究室が発表した都市デザインとのこと。
・エネルギー効率がよく地球にやさしい ・関東平野の莫大な土地が解放される
というメリットの元提唱されたという。
提案者の尾島俊雄とはどんな人物なのだろうか。
1937年生まれで現在の早稲田大学名誉教授に就任している人物である。
過去に社団法人都市環境エネルギー協会理事長、財団法人建築保全センター理事長、アジア都市環境学会理事長、を歴任し、現日本景観学会会長でもある、立派な学者の方です。
尾島氏の考え方を読み取るのに以下のインタビューがあります。
「私が提案しているのは首都の移転ではなく、首都機能の分散です。首都が持つ、政治、経済の機能を分散すべきなのです。」
ん??これだけだと、このプロジェクトの意に反しているかもしれません。
しかし、著書に「1000メートルビルを建てる」とう書物があります。
そこではエネルギーを自給し、生活から仕事の場まで内蔵する「都市」として自立する。 超々高層と大深度地下が立ち上げる究極の垂直都市の提案がされています。
東京バベルタワーは単純な高さ目的の建物というよりは、人口を一点に集中させることでの効率性を追求していった結果、このような構想があがったと推測されますね。
スポンサードリンク
コメント 0