松坂大輔は”死んだ”。技巧派へとモデルチェンジ [スポーツ]
3月4日。
松坂大輔が甲子園に帰ってきた。
結果から言うと、3回4安打無失点。57球を投げ、2四死球、2奪三振。
しかし、多くの解説者の意見はというと。
「下半身が使えていなく、全盛期とは程遠い」
「ひどすぎて見てられない」
「緩急でうまくかわしている」
「10勝もできないのではないか」
このように厳しい意見が並んでいる。
松坂大輔はもう終わったのか?
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【日本時代の松坂はもういない】
4日のオープン戦での最速球速が146キロだったことを見ても、確かにかつての躍動するフォーム
でボールを投げ込む松坂の姿を見ることができなかった。
しかしそれは当然といえば当然なのかもしれない。
なぜなら、松坂は2011年に右ひじの手術をしているし、股関節痛もあるようで、下半身は万全では
ない。
そんな状態で、かつてのように150キロ超のボールを連発することはできないのは必然だ。
これから夏場に向けて徐々に調子が上向いてくる可能性もある。
だが、34歳という年齢、右ひじ手術の影響、股関節痛の後遺症などを考慮すると
”剛腕・松坂大輔”は死んでしまったと言っていい。
【新しい松坂大輔の確立】
しかし、ソフトバンクホークスが彼と3年12億円の契約を結んだこともあるが、
松坂大輔の選手生命が終わったとは思わない。
その理由は・・・。
松坂大輔が海を渡ったとき、彼の目標とする選手をこう語った。
「ロジャークレメンスとグレッグマダックスを足して2で割った選手になりたい。」
MLBに少しでも興味がある人ならば、上記の2投手の名前は知っていて当然だろうと思う。
サイヤング賞を7度も受賞した、「ロケット」ことロジャー・クレメンス。
こちらもサイヤング賞を5度受賞し「精密機械」と言われたグレッグ・マダックス。
クレメンスは剛腕タイプで、マダックスはコントロールを重視するタイプだ。
日本時代の松坂はどう考えても「クレメンスタイプ」だった。
そして今、そのスタイルを変革しつつあるのだ。
「クレメンス+マダックス」÷2=「松坂大輔」へと。
グレッグマダックスはの理想は”27球で試合を終わらせること”だったという。
多くの三振を奪い、試合を支配するのではなく
より少ない球数で試合をコントロールする投手。
オープン戦1試合を見ただけなので、まだ評価するだけのデータはない。
しかし、球速の衰えはあるものの、ボールのキレという意味ではそこまで落ちていない印象だ。
緩急をうまく使い、コントロールを磨くことで、松坂大輔が目指す選手になること
これからでも可能性は低くない。
甲子園のヒーローから、日本のエースになり、海を渡り世界一にもなった。
ここから松坂大輔の新しいストーリーが誕生するかもしれないと考えると楽しみで仕方がない。
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松坂大輔が甲子園に帰ってきた。
結果から言うと、3回4安打無失点。57球を投げ、2四死球、2奪三振。
しかし、多くの解説者の意見はというと。
「下半身が使えていなく、全盛期とは程遠い」
「ひどすぎて見てられない」
「緩急でうまくかわしている」
「10勝もできないのではないか」
このように厳しい意見が並んでいる。
松坂大輔はもう終わったのか?
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【日本時代の松坂はもういない】
4日のオープン戦での最速球速が146キロだったことを見ても、確かにかつての躍動するフォーム
でボールを投げ込む松坂の姿を見ることができなかった。
しかしそれは当然といえば当然なのかもしれない。
なぜなら、松坂は2011年に右ひじの手術をしているし、股関節痛もあるようで、下半身は万全では
ない。
そんな状態で、かつてのように150キロ超のボールを連発することはできないのは必然だ。
これから夏場に向けて徐々に調子が上向いてくる可能性もある。
だが、34歳という年齢、右ひじ手術の影響、股関節痛の後遺症などを考慮すると
”剛腕・松坂大輔”は死んでしまったと言っていい。
【新しい松坂大輔の確立】
しかし、ソフトバンクホークスが彼と3年12億円の契約を結んだこともあるが、
松坂大輔の選手生命が終わったとは思わない。
その理由は・・・。
松坂大輔が海を渡ったとき、彼の目標とする選手をこう語った。
「ロジャークレメンスとグレッグマダックスを足して2で割った選手になりたい。」
MLBに少しでも興味がある人ならば、上記の2投手の名前は知っていて当然だろうと思う。
サイヤング賞を7度も受賞した、「ロケット」ことロジャー・クレメンス。
こちらもサイヤング賞を5度受賞し「精密機械」と言われたグレッグ・マダックス。
クレメンスは剛腕タイプで、マダックスはコントロールを重視するタイプだ。
日本時代の松坂はどう考えても「クレメンスタイプ」だった。
そして今、そのスタイルを変革しつつあるのだ。
「クレメンス+マダックス」÷2=「松坂大輔」へと。
グレッグマダックスはの理想は”27球で試合を終わらせること”だったという。
多くの三振を奪い、試合を支配するのではなく
より少ない球数で試合をコントロールする投手。
オープン戦1試合を見ただけなので、まだ評価するだけのデータはない。
しかし、球速の衰えはあるものの、ボールのキレという意味ではそこまで落ちていない印象だ。
緩急をうまく使い、コントロールを磨くことで、松坂大輔が目指す選手になること
これからでも可能性は低くない。
甲子園のヒーローから、日本のエースになり、海を渡り世界一にもなった。
ここから松坂大輔の新しいストーリーが誕生するかもしれないと考えると楽しみで仕方がない。
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